矯正治療の目的は何でしょうか?
見た目がきれいな歯並びを作ることでしょうか。
噛み合わせを整えることでしょうか。
矯正治療を希望される患者様の目的は一つではありませんが、見た目を気にされて、きれいな歯並びになりたいと思う方は多いと思います。
しかし、見た目にきれいな歯並びが必ずしも機能的な噛み合わせとは限りません。
機能的な噛み合わせではないと、咀嚼時に特定な歯に負担がかかり歯周病や知覚過敏を引き起こしたり、歯が削れてしまったり、さらに神経にまでダメージを与えたりすることがあります。また、歯にヒビが入ったり、時には破折してしまうことさえあります。それにより、虫歯でもないのに痛みが出ることになります。
機能的な噛み合わせではないと、顎の位置が次第にずれることがあります。
上下の歯がきちんと噛んでいて、機能時にも問題なく咀嚼できるような噛み合わせが顎の位置を安定させます。歯列全体で咀嚼できない場合には顎が偏位することにつながります。
顎の位置がずれることにより、頭痛、肩こり、首の痛みや手のしびれ等、全身的な症状が現れることもあります。
また、歯の位置が移動して、歯と歯の間に隙間ができたり、出っ歯になったりすることも経験しています。
矯正治療の目的は、ただ“並べる”だけではありません。
ゆうデンタルオフィスでは、美しい歯並びと機能的で健康的なかみ合わせを作ることを治療目標としています。